ロシア人と付き合って3年目に突入中。
ロシア人彼氏あるあるを言いたいです。
彼個人のこともあるけど最近の若いロシア人全体にも当てはまることがあると思うので、
これからロシア人とお付き合いしたい人
国際恋愛をしてみたい人
は参考にしてみてください。
ロシア人彼氏あるあるを今から言うよ

「麺類静かに食いがち」
ラーメン、そば、うどんを食べるときの「ズルルルッ」って音が大嫌い。
いやいや、確かにスパゲッティは音を立てちゃだめだよ、マナーだよね。
でも麺類は音を立てて食べるもんなんだよ!
むしろ音を立てるのがマナーといっても過言ではないよ!

音が汚いからイヤ!
と言ってすすらずに食らう。
静かに麺類を食べてる人を見ると、どんな気持ちになるか知ってますか?
「超マズそうに食ってんな!(# ゚Д゚)」
そのくせ猫舌なので、あつあつの麺類を食べるときは私の倍時間がかかり、最終的に麺が伸びてしまうという事態をよく引き起こす。
「ワキガのニオイしがち」
ワキガの原因としては遺伝的なものや食生活によるものがあり、
- アジア系は全体の2割
- ヨーロッパ系は8割
- アフリカ系は10割
がワキガであると科学的にも証明されています。
欧米系の人たちが香水臭いのは、体臭を消すためともいわれてますよね。
(時として「スメハラ」レベル)
ありがたいことに彼はきれい好きで自分のワキガ臭が嫌いなので、しょっちゅうシャワーを浴びるおかげで香水をつけません。



そんなに嫌ならワキガの手術したら?



傷痕残したくないからしない
といって、汗かくたびにシャワーを浴びる。
おかげで水道代が信じられないくらいハネ上がっています。
「全身の皮膚やわらかくて伸びがち」
彼は肩こりしやすいので、うつぶせになった背中をよくマッサージをしてあげるんですが、
餅か?
と思うほど皮膚がよく伸びる。
ときどき友人(日本人)の肩をもんであげると全然違う。
なんだこの柔らかさは?
彼は太っているわけじゃないのに、かがんだ時のお腹のたるみがスッゴイ。
私の行きつけのタイ古式マッサージに彼を連れて行ったところ、施術のおばちゃんも「あっちの人は肌が柔らかいわね」と言っていたので、気のせいじゃなさそう。
「さほどレディーファーストではない」
欧米男性に「レディーファーストしてもらいたい」というあこがれってちょっとはありますよね。
実際旅行なんか行くと、見ず知らずの男性がサッとドアを開けてくれたり席を譲ってくれたりはあります。
が、
彼の場合はあまり紳士じゃない。
というか気が利かないので、ドアが重くても開けておいてくれることはない。
彼はよく親友のポーランド人に「Be a gentle!(紳士になれよ!)」と怒られてました。
一般的なロシア人はもっと紳士的(のはず)なので、期待してもいいんじゃないでしょうか。



モスクワのメトロではおばさんに席を譲る若いロシア人男性を見ました
「日本のアニメ好きだけどオタク扱いされたくない」
彼は10代のころからインターネット(おそらく違法…?)で日本のアニメを見まくっていました。
私も知らないような古いアニメから現代のオタクっぽいアニメまでよく見ていて、カラオケに行くとアニソンばかり歌います。
日本語の基礎とか日本の文化もスクールもののアニメから学んだらしい。
けど、どこまでがアニメ(非現実)でどこからがリアルなのかわからないようです。
学校モノのアニメにつきものの「付き合ってくださいと告白する」のはアニメだからだと思っていたらしい。
日本では現実でも必要なんだよ、と言ったら驚いていました。
⇒ロシア人は「告白」しない?ポイントは次のデートの約束があるかどうか



でもオタクじゃないから
「空気読まずに行動しがち」
ロシア人彼は「場の空気を察する」生活をしていないので、自分がどう思われようとほとんど気にしません。
周りがどんな状況かも気にしないため、たとえばレストランが混みあっていてスタッフが忙しそうにしていても、メニューの内容がわからなければ全部説明してもらう。
サーティワンアイスクリームではどんなに混んでていても、気になる味をテイスティングしないと気が済まないタイプ。
同席しているこちらとしては、



は、はやく決めて~!!
と毎回ひやひやします。
「だけど意外と空気読むこともある」
実は意外と、空気読むこともあります。
親友のポーランド人が勧めてくれたケーキを食べたときのこと。
じつはそんなにおいしくなかったらしいんですが、



うん、まあ悪くない
と発言。
あとで聞いたところ、実はけっこうマズかったとのこと。
「正直に言ったら彼を悲しませるから」
とつぶやいていました。
自分にとって価値ある人に対しては気を使うことができるようです。
「人前での愛情表現が時にウザめ」
ロシア人彼はいつも愛情たっぷりに接してくれます。
これはほんと、オンナ冥利に尽きるというもの。
ありがたいし、感謝してます。
ところがスキンシップは激しめ(# ゚Д゚)
二人とも外国人なら「うひょ!どーぞどーぞ、ご自由に!」となるが、
こっちは日本人で、ここは日本だ!!
とにかくしつこいので、こちらとしてはいい加減にしろとキレます。
相手の方が力が強いので、抵抗する際は引っこ抜く勢いでヒゲをつかんでやると、



痛い~( ;∀;)
とおとなしくなります。
「最近の若者はウォッカ飲まないよ」
ロシアと言えばウォッカですよね。
私もそんなに強くはないですが、ショットグラスで2杯くらいならなんとか。
ところが最近の若いロシア人は、かつて親・祖父母世代がアルコール漬けになったのを反面教師にして、ウォッカ離れが著しいのです。
ロシア人彼も同じで、アルコール類は極力飲みません。
付き合い始めた当初に、



どのくらいアルコールを飲むかって?
うーん、週に3回くらいかなぁ



なんだって!?週に3回も?
アル中だよ!!
こんなやり取りがありました。
いまでは彼がアルコール嫌いなので、お酒を飲むのは月に1~2回ほどですね。
アルコール嫌いのロシア人と付き合うって健康的!
「カラオケで本場ロシア語でt.A.T.u.歌ってくれる」
いまの若い世代は知らないかもしれませんが、2003年頃にロシア出身の二人組ユニット「t.A.T.u.」が日本で大流行しました。
まあいろいろ問題もあった二人ですが。
じつは日本で流行っただけでなく、本国ロシアも含め世界的にヒットを飛ばしていたそうです。
彼のカラオケの十八番はt.A.T.u.
当時子どもだった彼も、まさか大人になってt.A.T.u.を歌うとは思わなかったことでしょう。
もうひとつ、カラオケに入っているロシア語の曲と言えば、オリガの「Inner Universe」。
アニメ攻殻機動隊のオープニング曲です。
元はと言えばこの曲から私のロシア好きは始まりました。
▶関連記事:私がロシアを好きな理由
日本のアニメ好きの彼のこと、もちろん攻殻機動隊も知ってました。
歌のうまい下手はともかく、あこがれの「Inner Universe」を本場のロシア語で聞くとめっちゃテンション上がります!!
(これだけは「ロシア人と付き合っててよかった」と人に自慢できる!!)
「ロシア人ってみんな美形なわけじゃない」
ロシア人は確かに美形は多いです。これはみなさんご存じの通り。
旅行したらモデル級の人たちがゴロゴロいますもん。
ところで、私の彼はいわゆる誰もが想像するロシアンイケメンではありません。
これはちょっちゅう自分でも自虐的に言ってます。
ロシアでは絶世の美男美女が多い反面、そうでない人との落差が激しすぎるかもしれない。
そこで、



ワタシはイケメンじゃない…
と落ち込んでいる彼に言ってあげたい。
角度によってはイケメンであり、どんな容姿でもキミが大好きだよと。
逆に思うのは、もし彼が超イケメンロシア人だったら恐れ多くて恋愛対象にはならなかったことでしょう。
▶関連記事:美形が多いロシアでも「じゃない方ロシア人枠」はかなりある
「美的感覚ずれがち」
欧米人とアジア人との美的感覚のずれを感じることはよくあります。
私は子どものころに、「羊たちの沈黙」で主演をつとめた女優ジョディ・フォスターを見て、
「なんて美しい人がいるんだ!」
と子ども心にときめいたのを覚えています。



ほんっとに美人だよねぇ!
ねえねえ、どう思う?
キレイだよねえ!



え。別に、ふつう



…(うそだろ?)
じゃあどんな人が美しいの?



ニコール・キッドマン
同じじゃない!?(;’∀’)
全然違うらしい。
「言いたいことなんでも言いがち」
とにかく自分の感情や意見に素直。
日本の嫌なところを日本人の私にもボロクソ言うし、食べたくないものは断固として食べない。
好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。
やりたくないことはやりたくない、ととにかくはっきりしている。
あまりにストレートな物言いにいちいち傷ついてはいけませんよ。
本音を言わずに「察して察して」と言うタイプより何倍もマシです。
おかげで私も彼に対して言いたいことを我慢せず言えるようになりました。
まとめ
なんかだらだら長くなってしまいました。
これらはほんの一部。
国際恋愛をしていると、相手の価値観の違いに戸惑うこともあれば面白くて止まらなくなることもある。
ケンカすることも多々ありますが、こんなズレた価値観を楽しめるのはすてきなことです。
彼との日々は本当に面白いことだらけです。
ロシア人の特性を参考にしていただき、楽しい国際恋愛ライフをお過ごしください(^▽^)/
最後までお読みいただきありがとうございました。