付き合って数カ月の外国人彼氏と同棲をすることになりそう
今まではあまりケンカしなかったけど、同棲したらやっぱりケンカするのかな
彼のことは大好きだけど、お互い悪い面が見えてきたらどうしよう
外国人と付き合うことも初めてなら同棲をすることも初めてというあなたは、期待よりも不安の方が大きいかもしれませんね。
かくいう私も諸事情により、付き合って2か月目のロシア人彼氏と半同棲を始めた経験があります。
何度もケンカして泣いて、仲直りしての繰り返し。
それでも現在付き合って4年目、仲良く過ごせているのは
だと思っています。
喧嘩は避けて通れない道
仲直りするほど仲良くなれる
同棲とは朝から晩まで一緒にいることになるので、つねに素の自分を相手に見せることになります。
日本人同士でさえ生活習慣の違いに気づかされることもあるくらいなので、外国人ともなると文化や言葉の違いからくる衝突も必然的に増えてしまうのは避けられません。
でも、
なんですよね。
デートの時にしか見せなかったよそ行きの顔とか、多少自分を良く見せようとして背伸びしていた部分とか。
「作られたあなた」じゃなくて「本当のあなた」を見せることはとても大事です。
同棲はありのままのお互いを見て、接して、受け入れられるかと試す機関でもあるから。
とはいえ、怒りすぎや仲直りに時間がかかるのは別の問題。
彼と早く仲直りできるようなケンカにしたい!という人は、ユーキャンのアンガーマネジメント講座でロシア人彼との仲直りが2倍早くなる!も参照ください。
本記事では私たち二人のケンカや仲直りの一例を載せますので、よろしければ参考になさってください。
同棲中のロシア人彼とのケンカの原因

ケンカの原因は、
- 彼の性格の問題
- 私の性格の問題
- 国際的な価値観の違いの問題
と理由はさまざま。
言葉のニュアンスの違いで喧嘩
ありがたいことに彼が日本語を頑張ってくれているおかげで、私たちの日常会話は日本語です。
彼は付き合い始めた当初はたどたどしい日本語でしたが、今ではだいぶ話せるようになりました。
でもまだ繊細な表現ができるほどのボキャブラリーは少ない。
あるとき、
「なんのDVD借りようか?」という話になり、私が「ジュラシックパーク!」と答えたところ、
私が大好きな映画だったので、その辛辣なセリフに大きく傷つきケンカに発展しました。
観たことがないというからぜひにと思って言ったのに。
私はブチギレて、彼は彼で開き直って謝らない。
でもしばらくして頭が冷えるとこんなことに気づきました。
言葉の選択ってむずかしい。
彼はネイティブじゃないのに日本語を頑張ってくれてる。
ロシア語をしゃべれない私がそこまで怒る権利はないんじゃないか。
当たり前のように日本語で会話していたけど、異国の地で暮らす彼の努力は私の比じゃない。
うまい言葉のチョイスができないことでケンカになるなんてばかばかしすぎます。
もし私が英語やロシア語が堪能だったら、もっと違う言葉で表現できていたかもしれない。
食生活の違いで喧嘩
ロシアの主食は黒パン、ソバの実、何種類もある乳製品(日本で売ってない)など、
日本で手に入れることが難しいものばかりです。
輸入食料品店などにはあるかもしれませんが。
で、そんな彼は和食が苦手。
キラキラな国際恋愛を発信している方々のお相手さんは、たいてい日本好きの外国人ですよね。そうじゃない人もいるという現実もあります
主に大豆製品と魚の出汁の味が好きじゃないので、醤油、味噌、みりんという日本の三大調味料を封印されてしまうと、もう和食は作れません。
あるとき醤油みりんで煮た鳥の手羽元がおいしくできたので、私ひとり、「白米に合う~!」とテンションが上がっていたときのこと。
帰宅した彼は一口食べて、
彼はいまだにとろろやオクラなどねばねば系がダメですが、
付き合い始めた当初は寿司にガリだけ乗せて食べていたところ(!)、
現在は少しの醤油とわさびをつけて食べたほうがおいしいと学んだようです。
また、以前は食べられなかった甘エビの素揚げも、
今では頭と尻尾ごとぜんぶ食べられるようになりました。
宗教上の理由やアレルギー持ちの人には無理強いをしてはいけませんが、そうでなければ
と提案してあげるのはいいことだと思います。
おいしいものをお互いがおいしく感じて食べられるのが一番いい。
夕食を作ってあげるなら彼の好みに合わせてあげる方がいい。
魚や和食が食べたければ自分自身がランチで賄えばいいだけのこと。
「せっかく作ったのに!」はタブー。
価値観の押しつけは二人の関係に影響を及ぼしかねません。
彼があまりに時間にルーズでケンカ
以前の記事にもありますが、ロシア人はあまり時間を守ってくれません。
⇒「ロシア人は時間にルーズ」はかなり本当 デートの待ち合わせ対処法
「○○人は」と決めつけるのは良くないし、なかにはきちんと守ってくれる人もいるでしょうけど、
「一般的に見て日本人はマジメ」というのと同じくらいのレベルかな。
待ち合わせ時刻に15分遅れはふつう。
ひどいときは1時間遅れることもありました。
(「18時に下北沢でね」と約束して朝に家を出たが、18時時点で彼はまだ自宅にいたという)
乗りたい電車に乗れず、
行きたいランチはラストオーダーを過ぎ、
休日の活動開始はいつも午後から。
そりゃケンカにもなります。
彼はほぼ謝らないのですが、それでもなんとなく「ごめん」の雰囲気を感じ取り、結局こちらが折れるというのがいつものパターン。
謝らない国民性でケンカ
そう、彼は謝らない。
とにかく謝らない。
遅刻しても、寝坊しても、ゴメンのひとことすらない。
本人曰く、
とのこと。
基本的に信じがたい理由をつけて、開き直ります。
行きたかった地元レストランの休日ランチも、前日から行きたいと伝えていたのに、早くしないと終わってしまう!と急かして急かしてようやく出発。
※急かしすぎると怒られる。
結果、満席。
食べたかったメインメニューは終了。
恨み節をかましてやると、
という、屁理屈…。
でもなんだか、「それもそうか」と思えてしまう説得力もあるのが悔しい。
ロシア人はおおむね謝ってくれないようです。
自分の非を認めること=自分の弱さの証明、みたいで嫌なんだそう。
で、ケンカ。
でもケンカの仲直りするときは「怒ってごめん」と言ってくれます。
あとは先述のように、作った料理を残すときも。
人として謝ってくれないわけじゃなく、謝るかどうかの基準が日本人と全然違うんですね。
国際恋愛で同居の彼氏とケンカが必要な理由

同棲中だとよほど広い間取りでない限り、物理的な至近距離でケンカになってしまうのは避けられません。
ケンカになったらまず、
これが一番重要。
1DK以上なら別の部屋に、ワンルームなら布団をかぶるなどしてシャットアウト、またはいったん家を出てもいい。
ひとりの空間を作って、そこからケンカの原因ではなく、
を考えます。
これはアドラー心理学の「目的論」ですね。
なんのために喧嘩をするんでしょうか?
それってこういう理由だと思うんです。
- お互いに譲歩できる一線を探り合っている
- 自分の、相手の忍耐の限界を確かめ合っている
つまり、
お互いがこれからも一緒にやっていけそうか、
んです。
これは譲歩できない、
これは許容できない、
でもここまではなんとかやり直せる。
そんな探り合いが「ケンカ」なのです。
ケンカは二人が一緒に歩んでいくために必要な課程なんですね。
外国人彼氏とどうやって仲直りする?

時間が経つと頭が冷えてきて、二人の関係の修復を試みることができます。
あなたの方が先に頭が冷えたら
彼の様子をうかがってみましょう。
まだ怒っているように見える?
- 温かいミルクティー
- モロゾフのプリン
など、彼の大好物をそっと差し出してみます。
かなり気まずいんですが、贈り物はこちらからの仲直りの意思表示。
相手も仲直りを期待していれば受取ってくれます。
彼が先に頭が冷えたら
きっと相手からアクションがあるはず。
そのときはあまり長いことふてくされていてもいいことはありません。
怒るときは怒っても、許すときはサッと許したほうが人間的な魅力がアップします。
ホントは許したいのに起こったふりを続けているかまってちゃんはめんどくさいだけです。
今後も良好な関係を続けたいなら素直に受け入れましょう。
あ、でも浮気とか借金とか、かなり深刻な状況であれば別ですよ?
それは仲直り以前の問題。
人間性を見極める重要な局面になるはずなので、ケンカうんぬんではなく相手をしっかり見定めることが重要です。
まとめ
私の場合、私の方が怒りっぽくて彼の方がいつも先に仲直りを提案してくれるところですね。
(謝りはしないけど積極的に仲直りを持ちかけてくれるという)
そして外国人らしくハグをしてくれる。
「あー…なんか優しいなあ」
と、さっきまでふてくされていたのもウソのように、心が温かくなる。
ケンカをすると相手の本質が見え、また自分の悪い面も自覚することが多くなるので、「私ももっと変わらなくちゃ」と思えるようになります。
二人の関係を進展させるためや、自分を成長させるためにケンカはあってもいいんですよね。
残念ながら、お互いに見切りをつけるためにも必要。
これから同棲生活を始めるみなさん、相手を知るため、自分を知るためにもケンカすることを恐れないでくださいね。
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