スポーツ界では抜きんでた力を発揮するハーフ選手たちが活躍していますよね。
彼らが「日本人」でいてくれることが素直にうれしいです。
いっぽう、日本ではあらゆるメディアでハーフタレントが次から次へと出てきている昨今。
をもてはやすのはメディアが作りあげた悪習だと思うのです。
このメディアの持ち上げにより、
と思っているのは婚活サイトやSNSを見てもあきらか。
「失敗しないハーフの子どもの作り方」なんて記事もあります。
ところが、ハーフ願望があるのは必ずしも日本人だけではなかったことがわかった経験がありました。
ハーフをもてはやすのは日本だけかと思ったら、そうでもなかった話
「僕は日本人女性が好き。日本人は若くてエネルギッシュな遺伝子を持っているから。絶対に日本人とのハーフの子どもが欲しい。素晴らしい子が生まれるはずだよ」
遺伝子的にハーフの子どもが欲しい
炎上した『ハーフの子どもを産みたい方に。』
日本人女性に蔓延している「ハーフ願望」が呉服店のキャッチコピーで使われ、大炎上しました。
どんなキャッチコピーかと言うと、
なんてえげつない!!
ものすごく恥ずかしいです。
このコピーにあおられて、和装をして街に繰り出した女性がいたとしたら…
痛すぎます。
いくら非難が殺到して炎上したとしても、なぜこんなコピーが採用されたと思いますか?
コピーライターやクライアント(呉服店)の時代錯誤の偏った観念が第一の原因ですが、もともと一部の日本人女性に「ハーフ願望」があったからとも考えられないでしょうか。
外国人と付き合っているだけで「ハーフの子ども羨ましい」といわれる日本
私は自分がロシア人とお付き合いしていることを友人が知ると、
「ハーフの子どもうらやましい~♥」
「ぜったいかわいいーよー♥」
といわれます。
いまのところ結婚する予定も子どもを作る予定もありません。
連日のようにメディアで見かけるハーフタレント。
モデルだったりマルチタレントだったり俳優だったり。
彼らが良いとか悪いとかではなくて、
ようにしか見えません。
日常的にそれを観ている視聴側も
「ハーフとは美しいもの」
「ハーフとは語学が堪能なもの」
という認識を植え付けられてしまっている。
「残念なハーフ」なんて言葉が生まれてしまったのには、テレビや雑誌など様々な媒体が欧米(特に白人)至上主義を煽動しているからとしか思えないのです。
⇒『残念ハーフは誰が生んだのか』(HUFFPOST)外部サイト
まとめ:どっちにしろ子どもは親を選べない
パーフェクトチャイルドを狙おうが、
外国人顔の赤ちゃんを狙おうが、
だから「子どもが欲しい」のも「ハーフの子どもが欲しい」のも本質は一緒です。
子どもは親を選べない。
ハーフ願望の強い親のもとに生まれてきた子どもが、親の期待通りの外見でなかったとしても、愛のある幸せな人生を歩めればいいなと思います。