外国人は日本人の年齢をあまり気にしない傾向にあるため、年上の日本人女性と付き合うことがよくあります。
ただしお相手が年下だと、年上彼女としてはどうしても若さへのコンプレックスがありますよね。
それに加えて、彼をサポートしようとするあまり過保護になってしまうこともあります。
以前の記事で「お母さんになってはいけない」と警鐘を鳴らしました。
じゃあ私たちアラサー/アラフォーの年上彼女としては、どうやって外国人彼氏の心をつかんでいくべきでしょうか?
私のパートナーがだいぶ年下のロシア人なので、彼のようすを探りながら解決の糸口を見出していこうと思います。
これだけが正しいわけではありませんが、年上彼女に共通する部分もありますので、ひとつの意見として参考にしていただければ幸いです。
結論:
包容力ときめ細やかな配慮で年下外国人彼氏の心をがっちりつかむ!
年上彼女の武器は包容力!
年上彼女の武器、それは年下彼氏の同年代やそれ以下の若い女性にはない包容力、これに尽きます。
包容力とは文字通り「やさしく包み込んでくれる力」のこと。
たとえば、彼が仕事や人間関係に失敗して落ち込んでいるとき、「どうしたの?理由を話して!」と問いただすより、ただ黙って抱きしめてあげられるような力のことです。
器の大きい女性ともいえますね。
「LINEの返事が来ない」
「どうして既読にならないの?」
「読んだらすぐ返事をしてよ」
と相手を束縛したり、彼の関心が常に自分に向いていないとヒステリックになったりするのは、器も小さく包容力のない女性の特徴です。
自分のことで頭がいっぱいになってしまい、相手の状況まで考える余裕のない人は、逆に包容力のある相手と付き合うのがいいバランスでしょう。
日本の生活に慣れない外国人彼氏の吐き出す不安や不満に対して、いちいち過剰に反応しないのが包容力のある女性です。
私のロシア人彼は大学院生ですが、研究がうまくいかず、教授陣との関係がうまくいかないと、すぐ日本の教育システムをボロクソに言います。
彼が行っている研究が凡人には理解できない内容なので、日本の大学院のシステムが本当におかしいのかどうか、私には皆目わかりません。
彼はよく日本への不満を口にしますが、私としては
外国人彼はそこまで家庭的な女性を求めていない
少なくともロシアは経済的に裕福な国とは言い難く、男性女性とも働きに出ているのが一般的です。
また、ロシア以外でもヨーロッパでは女性が経済的に自立していることが多く、結婚したからと言って必ずしも専業主婦になるわけではないようです。
ロシア人彼は私に家庭的な女性像を求めることはなく、むしろ家庭に入って夫の財布のひもを握る女性になるよりは、自立していてほしいと思っているようでした。
ところで、私は料理が下手で家事全般も大きらい。
でも節約のために料理をして、彼の食器も洗っています。
それはなぜかと言うと、私名義で契約している家なので、絶望的に料理が下手なロシア人彼にボヤ騒ぎでも起こされたら目も当てられないから。
食器洗いに関しては、彼が大量の水を使って時間をかけて洗うので、水道代が殺人的にハネ上がるから。
ーー追記ーー
同棲して2年、食器洗いが上手になった彼がおります(笑)
そんな理由で私が主に家事をしていますが、彼の担当はお風呂洗いです。
なぜならカビが彼の天敵だから。
ともかく、至らない相手を責めることなく(だって下手なもんはしょうがない)、だまってちゃっちゃとやることをやってしまえるのも、年上彼女のいいところです。
彼は原始的なレベルで家事がヘタですが、ありがたいことに私が失敗した料理も
などといいつつ、残さずちゃんと食べてくれます。
(ただし自分が嫌いな和食だと手をつけようともしない。ほんとにロシア人は正直(-_-;)
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以上のように結果的に女性側が家事を多くやることはあっても、外国人彼が女性に家庭的な人物像を求めているわけではありません。
なので年下外国人彼氏には、芯の通ったはっきり自己主張ができる年上彼女がお似合いです。
細やかな配慮ができるのは社会人歴が長い年上彼女の強み
よくCMなんかでも、「女性ならではの気配り」とか「女性ならではの目線」なんて聞きますよね。
じつは私はそのフレーズがあまり好きではなくて、「女性とはそういう細やかな気配りができるものだ」という一種のカテゴライズをされているようで、正直ちょっと不快な部分があります。
そんな女性ならではの視点で物事を見たことがないので、私にそれは無理だなとわかっていました。
ただし、彼よりも社会人経験を積んだ年上彼女ならではの視点ならわかります。
お相手の外国人彼氏は年下。
学生だったり社会に出て間もなかったりと彼がこれからぶつかるさまざまな壁に、あなたはすでに何度もぶつかっているはず。
ロシア人彼はもうすぐ日本での留学生活を終え、卒論に臨み、卒業後はヨーロッパのどこかで就職をする予定。
ただしそれすらも未確定な上、倍率も決して低くはないようで、将来への不安へしばしば元気や意欲を失ってしまう。
就職氷河期を乗り越えてきた私には、彼の不安や苦悩が痛いほどわかります。
年上彼女である私は人生の先輩として彼をサポートしてあげることができます。
ロシア人彼は今春、学生寮の契約終了を受け、4カ月間住む家を探さなくてはなりません。
これまでは同棲していましたが、私は一足先にヨーロッパへ留学するので、彼はひとりで生活することになります。
収入もなく、わずかな仕送りと以前受給していたら奨学金の残りで、なんとか生きていく必要があります。
私にできることは、経験上「シェアハウス」を探すことでした。
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外国人OKで保証人もいらず、数カ月間の入居でも大丈夫、かつ家賃もものすごく抑えられるのはシェアハウスしかありません。
これも私自身がシェハウスに住んだことがあるから思い至ったんです。
まとめ:年下外国人彼の心をつかめるかは包容力できまる
包容力。
それは言い換えれば、見返りを求めない愛情のこと。
彼が傷ついていたり、困っていたり、苦しんでいたり、怒っていたりするときに、彼からの見返りを求めず、ただ抱きしめてあげられるかどうか。
抱きしめてあげるときに、「こんなにしてあげてるんだからもっと私を愛してくれるだろう」などと思ってはいけません。
「愛されたい」が先行していては、彼の心をつかむことはできない。
外国人彼氏の真っ正直な負の感情を受け止めて、さらりと受け流す力、吸収して消化してしまう力、愛情に変換して与えてあげる力。
包容力と言ってもいろんな力があります。
私たちもだてに年を食ってるわけじゃない、自分の経験と知識に自信をもって、堂々と彼を包み込んであげましょう。
年若い女性にはない凛とした態度が、彼の心をがっちりつかんで離さないはずです。
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