もうすぐパートナーのロシア人彼を日本に残し、私は海外へ留学のため出発します。
幸い、私の行く国はまだ日本の入国規制をしていません。(2020年2月時点)
どういうつもりか知らないけど、日本政府が簡単に新型コロナウイルスのPCR検査を受けさせてくれないおかげで、日本の発症人数はアジア欧州各国のそれに比べて異様に低い数字を保っています。
オリンピックのために数を抑えているようにしか見えない。
検査を受けさせろーーー!!(# ゚Д゚)
もし留学先で陽性と発覚したらどーしてくれるんだよ!!日本人がばらまいたってことになっちまうぞ!
…すみません、興奮しました。
そんなわけで自分が陰性か、症状のない陽性のまま出国する日が近づいてきたわけですが、それは同居してきたパートナーとの別れでもあります。
二人の別れはもっと感傷的になるはずでした。
世界がこうなってしまったからにはもうロマンチックとかセンチメンタルとか、そんなことは後回し。
今回は私たちのように「遠距離恋愛を控えていて心が不安」という方に少しでも勇気を与えられたらと思います。
遠距離恋愛の心構え:
- 時間とはあっという間に過ぎて行くものだとあなたはすでに知っている
- ただ相手の健康を気遣い、自分の健康を守ることにも専念しよう
- 遠距離のせいで別れることになっても、そういう運命だったと受け入れる覚悟をしよう
ーー追記ーー
コロナのせいで留学がパアになりました。
でもそのおかげで、彼と遠距離にならずに済みました。
未来ってほんとにわからないものだ。
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遠距離恋愛の心構え①時間がどれだけ早く過ぎるかあなたはすでに知っている
まず二人で出かけた場所の写真を一緒に見てみましょう。
何年何月何日まで写真には残っていますよね。
二人で一緒に見ていると、つい最近だったことのように見えてももう1年前だったとか、さらには2年前だったとかいう出来事があるはずです。
子どもは時の流れを遅く感じ、大人になって年を取るほどに早く感じることは有名なこと。
私はロシア人彼のC君と毎月のように小旅行やハイキングなどに出かけていて、写真には思い出がたくさん詰まっています。
私は彼と今後10カ月ほど会えなくなるので、今から10カ月前にどこに遊びに行ったかさかのぼってみることにしました。
今でも鮮明に覚えている、都内の庭園巡り。
じゃあ9カ月前はというと、二人お気に入りのレストランに初めて行ってみた月。
8カ月前は台風のせいで沖縄旅行がダメになり、急きょ北海道へ行き先を変更したんでした。
そう、本当にそんなに経ってしまったのかと驚くばかりなんです。
(そりゃ年も食うわけだよ…)
ヒマな時間はなかなかすぎるのが遅く感じますが、やるべきことがたくさんあって忙しいほど、あっという間に時間は経ってしまうもの。
だから遠距離が始まる前には、
一人になったら何をしようか?どう楽しもうか?
をたくさん考えることです!
遠距離恋愛の心構え②彼の無事を祈りつつ、自分の健康を守ること
まさかまさかの事態です。新型コロナウイルス。
遠距離が始まる前は、のんびりと二人で遊んだり楽しんだりしようと話していました。
ディズニー行って、ジョイポリス行って、ラウンドワン行って、公園行って、温泉入って…
なんて計画はすべて水の泡。特にC君は潔癖なところがあり、すでに引きこもり生活を公言しています。
コロナのばかやろう…
現時点で新型コロナウイルスは日本だけでなくヨーロッパでも猛威を振るい始めていますよね。
世界中どこが安全かなんて何も言えないんじゃないかな。
そんな中で離れて暮らすことになってしまうのなら、気にするべきは「相手が浮気するんじゃないか」なんてことじゃないのはあなたもわかってるはず。
大切なのは、「彼の健康を祈り、自分の健康を維持すること」ではないでしょうか。
彼の健康は彼にしか守れないので、私がどれだけ気にかけていても仕方のないこと。
私にできることは自分自身の健康を管理することなんです。
とはいえ今回のウイルス、感染力も非常に強く、どんなに気をつけていても罹患してしまう可能性はゼロじゃない。
彼の健康を気遣いつつ、私自身が元気であることをメールで伝えてあげることが二人のきずなを深めていきます。
遠距離恋愛の心構え③遠距離恋愛の末別れることになるならそれもまた運命
別れたくないです。別れるなんて全然考えたくない。なんて不吉な。
じゃあ遠距離恋愛なんかしなきゃいいって?
いえ、それも違う。
遠距離恋愛はしたくてしてるんじゃなくて、結果的にそうなってしまっただけのこと。
じゃあなんでそうなったかというと、「彼と物理的に離れても私にやりたいことがあったから」に他なりません。
「やりたいことはあるけど、彼と離れたくないからガマンする」というのは以前の私。
自分中心の考え方と、彼中心の考え方には大きな違いがあります。
彼中心の考えでは、彼を失う(別れる)かどうかで自分自身の価値が大きく変わってしまうことになる。
そうじゃなくて自分のために選択ができていれば、それは大きな自信につながるんです。
少なくとも私はそうやって自分に言い聞かせて不安と向き合っています…といっても、自分の心には素直に。
私はC君に「留学は自分で決めたことだけど、これからどうなるか、さびしくて怖い」と正直に伝えました。
相手に不安を吐き出すだけで、かなり楽になれます。
さて、自分で決めた人生の選択肢、その結果によって二人が別れることになったら?
「私が○○なんてしなければよかったんだ」
とは思わないように。
本当に運命の相手で今後の人生もともに歩くような相手だったら、別れることもないだろうし、別れても復縁することでしょう。
もし結果的に別れることになってしまっても、彼とはそういう運命だったんだとあきらめましょう。
少なくとも、遠距離恋愛の開始前には「別れたらしかたない」というあきらめの心構えも必要だと思います。
私はC君と別れることになるなら、それはもうしょうがないという気持ちで遠距離恋愛に臨むつもりです。
まとめ:未来のことはだれにもわからない
留学を決めた1年前、C君と付き合いだした2年前には、よもやこの時期にこんなウイルスが世界中に広がるとは思いもよりませんでした。
未来のことはだれにもわからないもんですね。
病気にはなりたくないし、大切な人にみんな健康でいてほしいけど、自分にできることをするしかないんです。
よく、遠距離恋愛は終わりを決めて次に会う時期の話をしておく、なんてありますが、今の状況は数か月後にどうなっているかすらわからない。
遠距離恋愛が始まったら、勉学にいそしんで時間が過ぎ去るのを待ち、自分の健康を守り、相手との別れを必要以上に恐れないよう努めるしかないんです。
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