ロシア本– category –
ロシア史、ソ連史、ロシア語、ロシア文学、ロシア地政学、ロシア料理など、ロシアにまつわる読書の記録。ゆっくり増える予定。
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【感想】『おろしや国酔夢譚』はリアル異世界漂流記
芥川賞作家であり、ノーベル文学賞候補でもあった井上靖の『おろしや国酔夢譚』を読んだ。 この本、只者じゃない。 初めてなのに読みながら既視感を覚えたのは、『十二... -
『名画で読み解くロマノフ家12の物語』で解説付きの名画を堪能できる
中野京子さんの『名画で読み解くロマノフ家12の物語』を読んだ。 結論から言うと、読み始めたら止まらないくらい面白かった! 以前書いた、『興亡の世... -
『ロシア語だけの青春』を読んでわかった「人はみんな人生の途中参加」
ロシア語、スラヴ語に造詣の深い黒田龍之介先生のエッセイ、『ロシア語だけの青春 ミールに通った日々』を読んだ。 黒田先生は本当に文章を書くのがうまく、ど... -
『興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地』はロシア史を知るのに最適な一冊
ロシアってだだっ広い。 人間が住んでいない土地の方が多いというバカでかい国、ロシア。 こんな大きな国を、どうやって統治してきたんだろう? そんな疑... -
【書評】『イワン・デニーソヴィチの一日』でソ連強制収容所を追体験する
ノーベル文学賞の受賞作『イワン・デニーソヴィチの一日』を読み、魂が揺さぶられました。 読み始めると止まりません。 ページの中に吸い込まれていくような、すばらし...
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